

学生時代から5年間、恋愛からさっぱり遠ざかっていた干物女。会社ではそつなく装っているつもり。自宅でダラダラするのが至福のとき。

蛍の上司兼同居人。妻とは別居中らしいが私生活は謎。異様にきっちりした性格で整理整頓が趣味。庭にくるにゃんこたちを溺愛している。

新進家具デザイナー。穏やかな性格とそのルックスから「癒しの王子」と呼ばれるモテ男子だが実は恋愛にはうとい天然系で蛍のことも盲目的に誤解している節がある。

ルックス、気配り、仕事と三拍子そろった完璧なステキ女子。蛍やマコトとよく仕事を一緒にする。恋愛体質のはずがこれまた天然な性格で肝心なことには鈍い。なぜか蛍に憧れている。
この連載のお話をいただく1年位前からまわりの20代後半の女の子たちがわたしがそれくらいの年齢のときのまわりの女子たちとずいぶん考え方とか生き方が違うんだなあと気付いておもしろいと興味を持っていました。まずマイペースで口では「彼氏ほしいですよー結婚しなきゃヤバイですよねー」といいつつ焦りや具体的な行動があまりみられない(笑)。趣味などの自分の世界は確立しているけど、それを必要以上に自己主張することもなく、仕事含む生活スキルはそこそこのラインをキープしているのでこれまた必要以上にきりきりがんばりすぎない。そんな印象です。
もちろんそうでない子もいっぱいいるし、わたしが20代のころもそんなマイペースな子はいました。でも今はその主軸が変わったのかもしれないと。
わたしもどちらかといえばそういうタイプだったにもかかわらず、20年近く少女マンガを描いている身としては「今の女子たちは恋愛に対するボルテージがかなり下がっているんだ!」という事実は軽い衝撃でした。「わたしもそんな得意じゃないけど、女子はみんな甘いものが好きかと思ってケーキ作ってきたけど最近オーダーが少ないと思ったら!えええー?!」みたいな(笑)
それでわたしの今までのパターンならここからがんばってがんばってステキ女子になるサクセス恋愛ものになるはずなんですが、あえて根本的なところは変わらない、干物のままで恋愛市場にうっかり乗り出してしまった主人公にしようと思いました。



















